おはようございます。昨日は4台出場対応で、かなり忙しい一日でありました。この後は、全く奇遇でありますが、FT-900とFT-101Eが2台ずつ続きます。

まずはFT-900(その1)から

mixer手前のIFT 溶断か?

mixer手前のIFT 溶断か?

 こちらは1エリアからお預かりした個体であります。送信不可能とのことで、早速開封テストしたところ、ご指摘の症状を確認しました。まず、全く出ていないのか、数ミリワットでも出ているのか・・・。SSB/CWだけの症状か、AM/FMも送信できないのか?。そこを切り分ける必要があります。RFミリワットメーターを繋いでみたところ、目的周波数は無反応です。次にオシロを接続、こちらも全く波形が見えません。ということは、少なくとLPFやATU周辺ではないということが分かりました。底蓋を開けてRFユニットへアクセス、バッファ段の2SC1973のコレクタにオシロ当ててみても、送信状態で目的周波数の波形は見えず、84MHz台の??な周波数がごく僅かに見えています。どうやらローカル周波数が漏れ出ているようです。ミキサでOSC信号とローカル信号を混合して目的周波数を作り出しているはずですが、キーダウンしてもIFが見えません。FT-900は14.000MHzを表示しています。ミキサー段手前の1stローカル側で波形を測定した所、84.455MHzと表示されているので、先ほど2SC1973のコレクタに漏れ出ていたのはコレですね。ミキサーが正常動作していれば、ローカル周波数からIF周波数を減じた数字が出力周波数として現れるはずです。ミキサーのIF側が見えません。IFから70.000MHzは来ているので、Q2059、Q2058の2SC2714辺りもチェックします。これらはチップ部品で基板裏側に実装されているため脱着を要します。複数のIFトランスが介在していますが、IFT溶断となると、かなり厳しい状況です。汎用の455KHzとか10.7MHzならラジオ用のIFTが代用できますが、さすがに70.455MHzとなると特注するしか術がありあせん。メーカーにIFTの在庫を問い合わせてみますが、取り敢えず基板脱着です。

mixerにIFが到達していない

mixerにIFが到達していない

 DBMのND487C2-3Rも壊れています。しかし、これも入手困難。セラミック製のND487C2-3Pで代用するしかなさそうです・・・。メーカー営業ご担当に確認したところ、ストック無しとのお返事でした。多くのヤエス製無線機のDBMに使われているショットキーダイオードなんですがね〜〜。

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