おはようございます。横浜の桜はまだ八分咲き、今週末辺り花見日和でしょうか。天気がもってくれれば良いのですが・・。今週末は井の頭公園でJA1YSWの花見会が予定されており、少しだけ顔を出せればと思っております。

 IC-821 ご出場

作業完了 ロードテスト中

 大変長らくお待たせを致しました。こちら、長期に渡り使用しない状態が続いていたようです。チェック時に以下の症状を確認しています。

  1. MAIN/SUBとも、スケルチが開かず、RXインジケーターが点滅
  2. OSC基準周波数が大幅に乖離
  3. ロック電圧異常

 1については、スケルチ回路の異常、或いはロジック回路の異常などが考えられます。よくあるケースとして、バックアップ電池の電圧が下がっている状態で長期放置すると、この手のトラブルが起こることがあります。今回の場合、原因は前者でした。スケルチ回路周辺の基板接触不良によるものです。再ハンダ処理を行ったところを症状が改善しております。

 2については、Xoの30.2MHzが大幅にズレていました。逓倍後の60.4000MHzで確認していますが、ホット状態で調整してもケーシング後にアンダー・ドリフトするので、擬似的にケース内温度を再現して調整したところ、コールドスタートから30分後には目的周波数±0.1KHz以内に収まっております。十分暖気運転してからSSB/CW運用して頂ければ問題ございませんし、FM主体でしたら全く気にならないレベルです。もしもドリフトが気になるようでしたら、温度補償型のTCXOに交換されることをお勧めします。

 3について、アンロック状態になるほどズレはありませんが、誤差の限界に近い状態でした。こちらは規定値に調整しております。

 その他、BFOの精密調整を行ったほか、送受IF・RF周辺のトラッキングを行ったところ、何れも定格をクリアしました。通常の使用に十分耐えうる性能を回復していると思います。

 

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