おはようございます。霧に包まれている南関東地方でございます。週末にかけお天気が崩れるとの予報が出ていました。本日は月曜の定例会議が移動、都心へ出張るとします。昨日はFL-2100Bの譲渡前点検を実施しました。同時に200Vから100Vへの変更も施工しました。

プレート電圧 2300V 若干低め

内外装とも良好なFL-2100B

 内部清掃と各部調整を実施しました。コンデンサー類は特に交換の必要はなさそうです。大切にされてきた様子が覗える個体です。電源電圧は上蓋を開けてターミナルを入れ替えるだけで、100V化できます。220Vで使用できるなら、その方が良いと思います。(理由は後述)冷却ファンのモーターに若干埃が付着していましたので軽くブラッシングしました。真空管(572B)のゲッターを確認するために取り外しました。写真のとおり変色・曇りもなく、外見上は極めて良好です。こちらは中国製では無くオリジナルのCetron(USA)製です。マッチドペアなら球だけで3万円の価値はありますなぁ。それを考慮すれば本個体の価値は・・・です。ww シャーシ・基板に錆や腐食はみられません。見た目、ケミコン類の劣化は見られませんが、プレート電圧が2300V程度(規定2400V)と少々低めですので、倍電圧整流用の100μF×6固の容量抜けが若干進行中かもしれません。2200Vを下回ったら交換でしょう。但し、220Vで使用すれば2400V出るかもしれません。220V時は1次・2次の110Vタップ(直列)に入りますが、100V時は分流して1次・2次の100Vタップに入るため熱損失が大きいと思われます。これらの関係で出力側の電圧は220V時の方が大きくなります。トランスの出力電圧の差は倍電圧の関係で3倍に拡大します。また電源電圧自体の電圧降下の影響も100V時の方が大きくなります。

2016-03-08 07.41.562016-03-08 07.19.19
2016-03-08 07.17.312016-03-08 07.17.35
2016-03-08 07.21.122016-03-08 07.21.51

 これから細部の調整に入りたいと思います。

追記:電源トランス出力側850Vタップは、100V時で実測800V(AC)、200V時で実測840Vでした。よって(倍電圧整流)大容量電解コンデンサーは正常動作していると思われます。2016/03/08 14:55

追記:無励振時のプレート電流を既定値の0.09Aに合わせた他、電流計の値を校正しました。トリマーコンデンサー等は無調整のままでOKでした。それにしても、極めて状態の良い固体です。これオクで売られるならチェックだな〜〜 ww 2016/03/08 21:25

追記:作業完了動画を追加しました。2016/03/09 7:57

 

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