昨日までの暖かさは一転し、真冬の寒さに逆戻りした南関東地方です。たった今歯医者から戻りました。2時間に及んだ“親不知解体ショー”、麻酔11本は担当歯科医師の新記録だそうです。人生50を過ぎて親不知の抜歯とは・・・。終了から1時間経過しましたが、未だに大量出血中・・・。この後「お岩さん」に変身します。

東京ハイパワー HL-400B

東京ハイパワー HL-400B

 現在、東京ハイパワー製リニアアンプを4台お預かりしています。昨日お伝えしたHL-50Bは“症状”が確認できませんでした。少々お預かりして様子を視ることにします。次のHL-550fxは、かなり重傷の部類に入りそうです。こちら、オーバードライブ・プロテクタがエキサイタ入力10w程度で作動します。原因は複数考えられるのですが、それを一つずつ潰して行くしか術がありません。厄介なのはPIC(Peripheral Interface Controller)でして、入出力の監視と制御指示を行っています。PIC自体はリプレイスが可能ですが、肝心のプログラムがありません。故障原因がPICでないことを祈るばかりです。何れにしても、PAユニット、DETECTユニット、制御ユニット、PICユニットを脱着が必死ですので、オーナー様とご相談中です。次が表題のリニアアンプです。HL-400Bは東京ハイパワー社黎明期のHFリニアアンプで、2SC2510クラスとされるTHP150を2パラ・プッシュプル(4個)搭載する400wクラスのアンプです。当時のミドルクラス・リニアは真空管が幅をきかせており、ソリッドステート・アンプは新時代を象徴する製品だったことでしょう。同社は東芝などからトランジスタ選別品の提供を受け、自社型番のTHP—を付して半導体登録していました。これは同社の伝統となり、フラッグシップ・アンプには必ずTHP標記の石が使われています。2SC2510はPc=250wの余裕で、モトローラMRF422をも凌駕するパワートランジスタです。お預かりした個体は、送信時にヒューズ溶断を繰り返すとのことでした。IC=20Aです。P-P構成でコレクタ〜エミッタ〜コレクタ〜エミッタと流れますから、P-Pでも最大20Aしか流れません。ヒューズはP-Pに対して1個ずつ計2個搭載されていますが、2個とも溶断していました。送信=溶断というのがどうしても解せず、違う可能性を検討した次第です。因みに、電源回路をONにすると電源のホット・コールドが短絡状態です。まずは定石通りにコレクタ短絡を調査しました。実はこの作業、結構手間が掛かります。ベタ付けされた基板のハンダを外すのが大変でして・・・。数時間掛けて4個のトランジスタを確認しましたが、問題は見つかりませんでした。???

原因はメーター照明!

犯人はコレ!

犯人はコレ!

 本機はメーター照明にヒューズ型電球を使用しています。12.6V/0.3A規格の電球で、10Ωの金属皮膜抵抗が直列に繋がっています。電球を取り出して導通をチェックすると0Ωで短絡していました。コイツが犯人です!! 耐圧25Vの高輝度LEDに交換しましたが少々光量不足です。LEDを増設して光量を補ってみましょう。因みに各バンドとも、アンプ自体は正常動作しています。しかし、ヒューズ電球って、球切れすると全通状態になるんですかね〜〜!? 初めての経験に愕然・・・。

 

 

Tagged with →  

コメントを残す