昨年末にお預かりした無線機群がまだ作業待ち状態です。IC-R7000は未だに部品入手に至っておりません。こちらは長丁場になる可能性が大きいですね〜〜。LS-102Lはマイクのピン配列も変更し、梱包待ちです。次はIC-821の番です。

IC-821 ご入場

IC-821 ご入場

 こちら、PLLアンロックとのことでお預かりしました。症状を確認しましたが、確かに起動直後からPLLが暴走しています。ただ、暴走と言うよりも、もともと周波数が出ていない様な動きです。早速中を拝見することに。

 

 

基準信号が来ていない!!

基準信号発振器の裏辺りの半田付けを補修するも・・

基準信号発振器の裏辺りの半田付けを補修するも・・

 この当時のアイコム中級固定機はどれも三層構造、PLLは上下の基板に挟まれる中断の位置に隠れているため、IFユニットを取り外す作業から開始。最近のリグに比べれば作業性はかなり良い方でしょう。PLLに辿り着きました。まずはサービスマニュアルに沿ってPLL周りをチェックして行きます。なんと、出端からくじかれました。基準信号発振器の後ろのダブラーから出てくるはずの60.4MHzが全く見えません。そんなはずは・・・。-22dBmですから、オシロでもハッキリ見える出力レベルのハズです。これが出てこないことには、受信機としては動きません。最初、ダブラーのトランジスタを疑いましたが、どうやら水晶発振ユニット自体から出力が来ていません。ここはTCXOではなく標準・純正の30.2MHz発振器が入っています。早速、無線機メーカーに連絡、部品在庫について確認したところ。最初は「在庫無し」という返事でしたが、その後の連絡で他の営業所に1個だけ在庫しているとのこと。ラッキーでした。最悪、お高い高安定度TCXOを入れるという手がありますが、部品代だけで10K円以上します。何とか修理の目処がついたところで、交換部品到着までの間、暫しラインから降ろすことに。

 

 

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