お疲れさまです。年末年始が短かった為か、休みぼけも起きず、平常モードに復帰しています。FL-7000の方が先にCHK OUTとなり、再びIC-R7000と向き合っています。別件でアマチュア無線団体の案件を現在進行中。週末はなんとYVRへ。勿論商用出張でありますが、契約調印してトンボ帰りの予定です。

接触不良? 汎用の455KHz 段間結合用IFTに交換

接触不良? 汎用の455KHz 段間結合用IFTに交換

 さてIC-R7000ですが、IF基板上にトラブルを発見しました。感度不足の原因というより、偶然見つけてしまったと言った方が正しいかも知れません。455KHzの中間周波数増幅回路のFETが発振気味なのと、隣のIFTが内部で接触不良を発生。軽く小突いただけで、同調が外れます。衝撃が加わると聞こえなくなることが分かりました。恐らくFETの異常発振が原因で内部の線材が溶断しているものと思われます。これは放置できませんのでダメ元でメーカーに問い合わせましたが、案の定在庫無しの返答がありました。7mm各のIFTで1次側だけ使用しています。ラジオ修理用のIFTで代用可能と判断、段間結合用の白コア7mm IFTを流用したところ、こちらは見事に復旧しました。FETの3SK74は自然劣化でしょうか、こちらは新品交換しました。

RF ユニット細部をチェック中

RF ユニット細部をチェック中

 S2メモリ分の感度回復を確認しましたが、未だ未だです。RFからIFに至る線路を全てチェック。オシロで確認しながら進めているところですが、AGCが規定値から少々外れていました。本機はフロントエンドにFETアンプを搭載したBPFがあり、ローバンドからハイバンドまで3chのフィルターをロジック回路が制御する仕組みになっていて、その後ろにトランジスタアンプがありますが、AGCはBPFのFETバイアスを制御する仕組みになっていました。規定値では-1.0V〜1.5Vとなっていますが、実測値では無信号時にも関わらず0.9V程度しか掛からず、十分なゲインが得られません。AGCは同時にIFステージの各アンプにもフィードバックされているので、全体では相当なゲイン・ロスが発生している気がしています。現状では-85dBm以下は全く聞こえませんが、AGCに1.5Vの電圧を掛けると-95dBmまでは聞こえるようになりました。正常な電位のもとにトラッキングすれば、更に感度は向上するものと考えます。ここはAGC DET周辺を中心に診てゆきます。また、受信アンプの2SC3355の波形を確認したところ、in/outの振幅差が少なく、VCCのチェック(規定9Vのところ実測値8.5V)入出力のコンデンサーを交換するなどやっておりますが、顕著な効果は得られません。交換用トランジスタを発注しましたので、届き次第作業したいと思います。

Tagged with →  

コメントを残す