お疲れさまです。ブログが追いついていません。(>_<) 本当にリソース不足です。備忘録を兼ねて、現状と予定を記しておきます。まず、HL-350Vdx・・・。こちら、かなり停滞中です。回路図の誤植にも悩まされつつ、故障原因の特定に至っておりません。本機はホット・コールド双方に60A(30A×2)のヒューズが挿入されていますが、入場時GNDの30A×2が溶断していましたので、サージ(誘導雷)などに遭ったものと推察しております。また、コントロール基板のDCラインの一部に黒く焼け焦げた痕を確認しています。

NJM2072の周辺

NJM2072の周辺

 しかし、RFユニット上に異常は診られず、TX動作、RX動作共に正常です。何がダメかというと、TXからRXに切り替わる際にキャリコンのロックが外れないというトラブルが解消されないこと。。。。レベル検知ICのNJM2072にエキサイタからのキャリアを検出したDCを入力すると、7番ピンから7VのDCが出力され、2SC1959のベースを押すことでコレクタが開き、12Vが送受リレーの切替とRF増幅回路に電源を供給する仕組みです。通常ディテクターの入力電圧が下がれば7番ピンが閉じてトリガーが戻されるはずです。ところが本機はエキサイターが停波してもRX状態に戻りません。NJM2072は入力トリガーに対して、ON/OFF2系統の出力を持っています。即ちトリガーON状態で開くオープンコレクタと、閉じるオープンコレクタの2系統を備えているということです。この機能を利用して、無線機のVOXやスケルチ回路などに幅広く使われており、小生も自作のマイクアンプなどで度々使用してきました。通常、このICを使用する際、VCCとなる8番ピンに繋げる電源をプルアップ抵抗を介して、2系統のオープンコレクタにも繋ぎますが、本機ではNJM2072の8番ピンへ5Vが供給され、オープンコレクタにはRX時に受信プリアンプに供給されている12Vラインが接続されています。このラインはTXトリガーによって閉じられる2SA996のオープンコレクタに接続されているため、TX時にはトリガーとして使われる構成です。NJM2072への入力レベルが高いため、内部のオペアンプに繋がる1番ピンは使用せずにダイオード検波回路に直結する3番ピンに直接入力させている点が本機の特異な回路構成です。開放される1番ピンは、オペアンプの発振を防ぐ為でしょう、100pFと1000pFでGNDされています。

不可解な動き・・・

これは??

これは??

 何故かTX(ハイ)ロック状態で、送信パワーのLo/Hiスイッチを操作(Hi→Loで解除)するとロックが解除されRXに戻ります。回路構成上はNJM2072の動作に影響を及ぼすことは考えれないので、実に????です。Lo時は+12Vラインから電源供給されるLEDが点灯しますので、ごく僅かな電圧変動があるものと思われます。つまり僅かな電気的ショックを与えただけでロックが外れるようです。因みに8番ピン(VCC)に触れるだけでロックが外れます。

 

 

IC交換、周辺のコンデンサ、ダイオードを交換するも・・・

基板が一部焼損、大事をとってバイパス

基板が一部焼損、大事をとってバイパス

 最初に疑ったNJM2072自体の動作不良ですが、交換しても改善しません。周辺のCやダイオードの殆どを交換しましたが結果は一緒です。VCCの電源ライン電圧は78L05の5V出力に対して8番ピンで4.2v程度しか来ていません。4.3Vのツェナーが挿入されているので問題無いように思えますが、オープンコレクタとの電位差が気になります。5.1Vのツェナーに変えてみようと思います。78L05も交換してみましょう。数値だけでは評価できないダメージがあるということでしょうか・・。一緒にお預かりした60A電源もサージで破壊されていましたので、恐らく幾つかの半導体が中途半端に逝かれているものと思われます。もっともエンジニア泣かせな症状であります。。。。意地でも直しますが・・・(苦笑)

その他

 ちょっと書くつもりが、結局綴ってしまいました。。。RJX-601はケーシングが終了しております。内部は毎度お馴染みの「BVX謹製チューン」ですので、割愛させて頂きます。かなりイイ感じに仕上がっています。

年内の受付を終了しました。

 「11月31日ってなんだよ・・笑」 すみません。アホでした。11月30日で年内の修理受付を終了しました。年内はお預かり中の機器で打ち止めとさせて頂きます。新年は10日から修理作業を再開致します。勿論、予約は常時受け付けております。

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