ヤクルト=ソフトバンク戦を聴きながらブログ執筆中であります。少々風が強いようですが、我が家のチープなアンテナ群は大丈夫かな?? IC-1271の修理に少々手子摺りましたが、かなり良好な感じに仕上がりました。内用がボリューミーなので前置き無しで進めます。

 バックライト交換を終えて、送信出力調整、AGC動作不良、周波数ズレ・・・と進めたIC-1271でございます。まず出力についてはFMがオーバードライブ気味です。こちらは本体のRF MIXユニットとリアのPAユニットにあるFMゲイン調整用のVRが規定値を大きく外れていました。ここを回すとFMは簡単に20~30w出ます。しかし、CW/SSBはALCを調整しないと追随しません。本個体はCW/SSBのパワーゲインが少なめだったため、FMを絞って、逆にCW/SSBのALCを底上げして調整しました。各モードで12w程度出ております。こちらは後ほどYoutube動画でご確認ください。

AGC 動作不良の原因が掴めず・・悪戦苦闘

メイン基板(左)IF基板を結ぶジャンパの接触不良

メイン基板(左)IF基板を結ぶジャンパの接触不良

 コールド・スタートからの電源ON時にSメーターが上がってしまう症状を確認しました。「コールド・スタート」時に発生することから、半導体劣化・ケミコン劣化を疑いましたが、何れも問題はありません。確かにケミコン類の容量劣化は始まっていますが、定数となるような箇所ではないため、他に原因があるということ? 「暖まってくる=膨張」すると安定する・・・。ケーブル類に接触不良はないのですが、「もしや」と思いコネクターを幾つか着脱してみました。すると、Sメーターが振り切れっぱなしに・・。意外なところに問題があった様です。コネクターはキッチリ刺さっているのに症状が治まりません。ピンの一部が変色していたので、綿棒で何度か擦って刺し直したところ、Sメーターは動かなくなりました。メイン基板とIF基板を繋ぐジャンパです。他のコネクタも何れ接触不良に陥る可能性があるので、全て取り外して接点洗浄剤でクリーニングしておきます。その後、事象は再現しなくなりました。

 

少々オーバーパワーな感じ?

1w程度しか出力されないと伺っていましたが、周波数によっていはFMで25wほど出ていることを確認しました。もしかすると「1w程度・・」というのはSSBの事でしょうか? 確かにCW/SSBはパワーが乗ってきません。FMのパワーゲインはRFミキサーユニットとPAユニットの半固定VRを回すだけで簡単にQROできます。とは言っても定格10w出力の無線機です。HFの100w機とは訳が違うので、色々な意味でリスキー。ファイナルもディスコンですし、ここは少々絞って定格の誤差範囲に収めることにします。肝心のCW/SSBですが、こちらはALCを調整することで修正が可能ですが、ドライバのゲインが落ちているのでしょう。CWキーダウンで13wを絞り出すのにALCの限界値に設定しました。SSBも同様です。最後に終段周りの同調回路のリトラッキングもやっておきます。

BFOは大幅に離調

 SSGを繋いだ時に数KHzずれていたので離調は分かっていましたが、ここまで狂っているとは・・。一応、ウォームアップ状態で調整しているので問題ないと思いますが、規定値の1/10以下の精度で調整しました。

規定値より 1.65KHz  高い

1.65KHz ズレ(LSB)

規定値 (LSB)

規定値 (LSB)修正後

864Hz ズレ (USB)

864Hz ズレ (CW-T)

規定値(USB)修正後

規定値(CW-T)修正後

USB 規定値 10175

何故か送受信が近い値に・・・

規定値(CW)修正後

規定値(CW-R)修正後

USB基準値 1074850

USB基準値 1074850 ±50Hz 以内・・・優秀!!

 

 LSB基準で1.6KHzズレていました。バーニア・ダイヤルのVFOなら気になりませんが、どうもこういうのはキッチリ来ないと気に入らない性分です。シャック温度で上下するにしても±25Hz以内に止め置きたいところです。自分の無線機なら年一回校正します。。。(病気だなw) 冗談はさておき、ここまで詰めておけば当面は大丈夫でしょう。PLLのロックアップ電圧もズレていたので修正しています。

IFトラッキングで受信感度向上中!!

 ここまでやるると、頼まれなくてもやりたくなるのがIFフルトラッキングです。(w) 規定値調整の前に粗々のところから底上げして行きます。S2〜S3程度振れる信号をSSGで入れます。第一IFからRFまで、ザクッと調整しただけで写真の通りの結果がでます。この振れの差が実際のQSOなら凄い差になることはお分かり頂けると思います。

まずは粗々でS2程度の信号を入れる

まずは粗々でS2程度の信号を入れる

少し弄っただけで感度アップ!

少し弄っただけで感度アップ!

 S2程度の信号がS7まで上昇です。ここから先は、サービスマニュアルの規定値をツッコんで精密調整です。多分、受信性能は当ラボ入場前後で全く別物になっているはずです。IFのフルトラッキングを行ったので当然Sメータも校正。ここまでやったので、RIT、スケルチ、NBも調整しておきます。 

 

 

乾燥気味のパイプ煙草にマッカランで保湿処理!!

乾燥気味のパイプ煙草にマッカランで保湿処理!!

 ということで、良い感じで仕上がったのではないかと思う次第です。「アレっ、ソフトバンク負けちゃったの??」 YSWのHPを仕上げなきゃいけなかった。ちょっと今週はむりかな〜〜。どうにか週末には着手したいと思います。すみません、色々と横から差し込まれちゃうので。仕事優先になってしまい申し訳ないです。m(_ _)m

 一服して明日のMTGのアジェンダでも書きますかね〜〜。 MELLO BREEZE を開けたら葉っぱが乾いてしまってます。チョロっとマッカランを垂らして湿らせましょ・・・。 

 では、おやすみなさい。

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2 Responses to IC-1271 修理完了 【2015/10/27】

  1. 7K1BIB より:

    お、YSWのHP!楽しみにしてます!

    • jg1bvx より:

      楽しみもなにも、ただの WordPress サイトですからw 運用はBIBさんにお任せします。。なんちゃってwww

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