おはようございます。今日は肌寒いですね。20度を下回ってきました。いよいよ“秋”到来です。前線が通り過ぎると一気に寒くなるのでしょうか。国会の行方が気になります。今朝もNHKに釘付けですが、そんな最中チリ沖でM8.3の地震が発生したとのニュースが飛び込んできました。沿岸地域の方はご注意ください!

IC-820 入場中

IC-820 入場中

 IC-820が入場中です。「受信改造後に送受とも出来なくなった」とのことでお預かりしています。本機種はフロント・パネルの裏にある表面実装部品の脱着によって受信範囲の拡大が行われます。チップ部品ですので、取扱には細心の注意が必要。

 症状は確認しました。そもそもIFから信号が出ていません。PLLから信号が来ていない可能性が高いです。PLLから信号が出ていないようです。“追加ダイオードの実装具合や回路短絡”、“ジャンパ線の断線”等々を中心に調査して行きます。個体もキレイで、内部のコンディションも良い感じです。連休前に何とか故障箇所を特定したいところであります。

メッキ剥離2箇所

 表面実装部品の装着状態の確認は“パッと見”では行えません。導通確認を行ったところ、追加されたチップ・ダイオードの何れも基板と導通が確認できませんでした。恐らく半田が浮いている状態です。ここは本来導通していない場所ですので送受信不良には関係ありません。疑った場所はDISPユニットに接続される幾つかのジャンパ線です。フラットケーブルを含め数本の導通を一つずつ確認します。すると、IF・RFに繋がる二股のフラットケーブルのDISPユニット側末端のメッキ部分が2箇所で剥離していることを確認。RFユニット側のコネクタも抜け掛かっています。ダイオード取付作業の際に無理な力が加わった可能性が高いですね・・・。剥離したメッキ部分は2mm程カットしてフイルムに埋没しているメッキ部分をカッターで掘り起こして修復しました。

 

送信・受信とも正常復旧

右側(VHF)側のチップダイオードに注目

手前の接合部のハンダが・・ コネクタにフラットケーブルを挿し電源を投入したところ、スピーカーから受信ノイズが聞こえ始めました。144/430ともに受信しています。SSGで-73dBmを入力したところ、メーターが元気よく振れるのを確認できました。送信も両バンドで規定以上(15w)出ています。オーナー様がチャレンジされた追加チップ・ダイオード2個ですが、こちらは導通不安定で、周波数が拡がったり、元に戻ったりと安定しません。2個とも付け直しました。受信範囲の拡大(送信範囲は変わらず)を確認しました。

 

 

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