おはようございます。昨日は日本橋のHAMSTARに行ってきました。毎週木曜日は先方で定例会議、次期コンポーネント選定について議論を交わしてきました。コンポーネント選定とは、RRSシリーズに使用するベースPCの事です。RRSはLinuxベースのリモートサーバで、基本的にはAT互換のプラットホーム上であれば動作しますが、オーディオボードやネットワークカードなどの外部I/Fも重要な構成要素です。 RRS-501 mk2やRRS-102に使用するベースPCのポテンシャルに関しては、現在の筐体でも十分です。しかもこの筐体はRS232×2ポート、USB×6ポートと拡張性に優れているため捨てがたい・・・。結局、保守的判断で現行維持となりました。今の所RRS-701以外は全て共通筐体ですね〜〜。まぁ安定するに越したことはありません。

HAMSTAR社の屋上に2バンド ツェップを設置

給電部・・見えるかな?

給電部・・見えるかな?

 それからHAMSTARのオフィスが入っている雑居ビルの屋上に、7MHz、21MHzの2バンド・ツェップを張ってきました。(お手伝い)早速、JG1BVX/1でもQRVしましたが、拙宅よりも大都会のド真ん中の方がノイズも少なく、7MHzに関してはとても良い具合です。7階建の屋上(地上高32m程度)から更に5m上げた給電点からへの字型に展張。ストレートには張れないので、途中のローディングコイル付近で90度ベントしています。リグはFT-991とTS-590。夕方、5エリアの各局が+10~20dBで入感。生駒山の移動局と7MHzでお相手頂きました。取りあえずANTとして動作しているようです。

 

この付近の回り込みが顕著

この付近の回り込みが顕著

 さてさて、FT-1021Xのその後でございますが、トランスバーター用のジャンパケーブルをお送り頂きテストしたところ、修理依頼の事象を確認できました。原因はトランスバーターにジャンプさせているPAユニット電源ON/OFFの分岐回路と、その周辺の劣化によるRF回り込み発生でございました。送信状態でRFプローブを各部に充てると判ります。要所にトロイダルコアやクランプコアを取り付けることでRF回り込みは抑制できました。

ケミコン劣化

整流回路のケミコン類は要交換

整流回路のケミコン類は要交換

 ご依頼内容以外では、各モードで送信中にキャリアにリプル成分が混入していることを確認しています。電源ラインにオシロを充てて診たところ、+30Vラインにリプル成分が顕著に見られることと、大容量コンデンサ18000μF/63Vの頭が若干腫れていること、コンデンサの頭に触れるとリプルが減少する傾向にあることから、容量抜けが進行しているものと思われます。整流回路には18000μF/63V×2本、12000μF/50V、10000μF/35Vが使用されており、外形寸法を合わせる必要があるため、企画通りの指定部品(或いは同等品)を探す必要がありますが、ニチコンには同等品が無いためNG、TS-520修理の際に使用しているドイツ製ケミコンは規格外、やはりELNA製のストック品を探したいところですが、なかなか見つかりません。オーナー様にもご協力頂く必要がありそうです。それにしても、FT-1021Xのメンテナンス性は今ひとつ・・。整流ユニットの取り外しに苦労しています。トランスを外して内側に引っ張りだそうしましたがダメ・・・。リアパネルを外す必要がありそうです。

 

 

 

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