9月になりました。すっかり秋ですね。無線のコンディションも変わってきています。修理作業しながら3.5MHzのラグチューをラジオ代わりに聴いています。西のお馴染みのOM達の電波がキレイに入るようになりました。良い季節ですございます。

アークはT2の6番ピン付近から発生している

アークはT2の6番ピン付近から発生している

 ところで、深夜(午前1:07)でございますが先日來入場中のFP-29の修理作業中、非常に苦戦しております。先日オーナー様より交換用のバリスタをお送り頂いたのですが、それ以外にも故障箇所が判明しました。アークが発生していた近くにある制御ICとMOS FETの出力がありません。このICはMB2013A、MOS FETはFS22SM-10です。前者で検索すると、FP-29のトラブルに関する文献が多数ヒットしますが、肝心のDatasheetに辿り着きません。回路を見る限りT1の1次側を制御しており、ここの出力が無いと電源は出力しません。バリスタの許容電圧を超えた高圧電流が流れたとすると、この辺りは保護しきれなかったという事でしょう。

 ネットで型番をググってみますと、FUJIというメーカー名が確認出来ました。恐らく富士電機かと思われます。同社のサイトから型番で検索を掛けてもヒットしません。ディスコンなのかヤエスの特注品かと思われます。その証拠にFP-29やFP-30が検索結果に表れます。

欧州や中国のディーラーに在庫有り?

 2006年当時の掲示板書き込みに、MB2013Aに関する記述が見つかりました。多くは、USサイトになりますが、部品代が124.80(USD)などといった記述も見つかった他、日本語のサイトにはWDXCにFP-29の修理を頼んだら、当該ICの交換部品代が1万円という記事も見つかりました。代替互換なのかMB2013A2というのも見つかります。用途が整流回路制御とあるので間違いはないと思いますが、Datasheetで確認できないため確証が得られません。サービスマニュアル上に記述されるPTNでメーカーに在庫照会しましたが、予想通りの返答でした。

 う〜む、暗唱に乗り上げております。


MB2013AはSIPタイプのモジュール

MB2013AはSIPタイプのモジュール

3箇所にアーク痕を確認

3箇所にアーク痕を確認

再びラインに上がってます

再びラインに上がってます

 こ壊れている箇所が特定できても、部品入手が困難というのが一番イヤですね〜。

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