この時期は無線家にとって憂鬱でありますな〜。しかも最近は異常気象で台風以外でも頻繁に突風が吹きます。大型台風の接近にともない関東南部も強い風が吹いております。嫌な予感が的中してしまいました。

耐風性に課題

デルタループは残っているが・・・

デルタループは残っているが・・・

 週明けの月曜日、外回りから戻ってみるとデルタループとHB9CV、MLAが同居するマストの上半分が90度折れ曲がっていました。HB9CV、MLAはベランダの手摺りに引っ掛かるように落下。MLAの給電部が破損してしまいました。どうやら突風でHB9CVとMLAが押し倒され、そのままデルタループを巻き込んで倒壊したものと思われます。

 デルタループは簡単に修復できましたが、HB9CVとMLAはマストのマウント方法を変更して昨日仮復旧。いずれ本格的な改修が必要でしょう。当地へQSY以来、初めての台風シーズンを迎えていますが、同時に電波のコンディションも上がってきただけに、アンテナか目が離せない状況が続いています。

 

BVX Labo.のピットから

 現在、TS-311、TS-520などが入場中です。TS-311はコンディションが芳しくなく、整備費用が高くなる恐れがあるためオーナー様と協議中です。小生が始めて使用した無線機もTS-311でした。青いランプが点灯すればチューニングOK。IFも真空管で構成されており、電源をONにしてスピーカーから受信音が聞こえ始めるまで数十秒掛かかる、本当の真空管式無線機です。どこか高級オーディオの様な雰囲気が漂うのはトリオの無線機だからですね。お預かりして、電源を投入したところ埃が焼ける臭いがしました。雪の様に埃がケース内を覆っており尋常ではありません。電界コンデンサの液漏れも目視確認しています。大容量ケミコンは全交換、その他も可能な限り予防交換するべきでしょう。表面の埃はハンディークリーナーで除去しましたが、抵抗やコンデンサの足に湿った埃が付着しており、基板洗浄が必要です。

 TS-520は一度整備を断念した固体ですが、比較的に状態の良いドナー機をご用意頂きレストアすることと致しました。以前お父様が愛用されていた固体とお聞きしております。修復・現役復帰を懇願されるオーナー様の思いにお答えすべく、少しでも安価にレストア達成できるよう検討中。最初にお預かりしている1号機(初期ロッド)がお父様の遺品になりますが、前回お伝えしたとおりコンディションが悪いため、フロントパネル、初期ロッド由来のバーニアダイヤル板、VFOダイヤル板、大容量コンデンサ、真空管、プレートキャップ、マーカー基板、CWフィルター、製造銘板などを2号機へ移植する魔改造を実施します。2号機はAGCに不良がありますが、こちらはFET交換等で対応可能と診ています。こちらの模様は随時お伝えして参ります。

 

小生のデビューもTS-311でした

小生のデビューもTS-311でした

埃に埋もれた基板(ダメージ大)

埃に埋もれた基板  (TS-311)

2号機(左)1号機(右)

TS-520X 2号機(左)1号機(右)

コンディションの良い2号機

コンディションの良い2号機(TS-520X)

 

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