なでしこジャパン残念でした!!。アメリカが強すぎましたね。しかし、ハットトリックを達成したロイドのセンターからのロングシュートは凄かった。「絶対に入るわけないっ!」と思ったのですが・・・。

ほぼ全分解状態のIC-1271

ほぼ全分解状態のIC-1271  これが噂のDP-2

 バンクーバー(カナダ)とは言え、実質アウェイに等しく、観客の8割がアメリカを応援していたとか。よく頑張りました!。

 こちらは前日から引きずっていたIC-1271の事でモヤモヤしながらの観戦でした。先週末、「受信時にSメーターが振り切れっぱなし」で入場していたIC-1271のことです。普通に考えてSメーターが上がりきっているということはAGC周りのエラーであることは判るのですが、AGCといっても関連するセクションが多々あるため、何処がトリガーなのか突き止めるのに丸一日半費やした次第です。如何せんメーカーではないのでナレッジがありません。結局辿り着いたのは、AGC回路の基準電圧になっている-9Vラインの不具合です。

DP-2の正体

DP-2の正体

 DC-DCユニットのDP-2という1cm×2cm×1cmのシールドケース(何故かブラックボックス)がレギュレーターICとして機能し、−9Vを生成する仕組みになっていました。基板から取り外し、厳重に半田溶接されていたケースを分解すると、2SD468とコイル・コンデンサから構成される「反転増幅回路」が現れました。よほど周囲の電磁界に影響され易いのか、まるでIFフィルタのケースの様。入力に+電位を加えると、出力に−電位が現れる仕組みで、これが完全に機能していませんでした。コイルの導通が確認できず分解してみることにしました。

DC-DCユニットの裏側に代替抵抗を装着

DC-DCユニットの裏側に代替抵抗を装着

 コアポビンに極細のエナメル線で巻いてあり、線材溶断ならお手上げです。1次2次の5箇所の足にコテを充ててみました。すると導通が回復。更にDP2の入力に繋がる保護抵抗4.7Ωの焼損を確認。ここは大事をとって、10Ωの1/4w酸化金属被膜抵抗をパラにして代替させることにしました。これで焼き切れる心配はありません。入力側に12Vを加えると−9Vが出てくるようになりました。やれやれ・・・。この無線機にはオペアンプの4558が幾つも使われており、コレで簡単に反転増幅回路を組めたはずですが、このDP-2なるICは謎です。この時期のアイコム製無線機には同じ部品が使われているようですので、メーターやAGCの不具合の際にはチェックしてみると良いでしょう。

組戻して細部調整

 メーターは正常に動作するようになりました。RFゲイン、Sメータ値などを既定値に調整。更にIF段からトラッキングを実施、受信感度、送信ゲイン(ALC)、RFフィルター、PAユニット・マッチング回路なども調整しました。出力はFMで15wほど出ています。BFOはズレもなく、ほぼ既定値が出ていますが、CW、SSBの出力があまりキレイではありません。受信も同様なのでIFフィルタ周り、若しくは変調器にも不具合があるかもしれません。今回はメーターの不具合とのことで入場しておりましたので、その旨を明細に記した上で、取りあえず一旦お戻しすることと致します。

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