梅雨の中休みが終わり再び雨模様の南関東地方です。気温が下がって、やや肌寒い朝を迎えております。当ブログ読者の“ご老体”の皆様、体調管理には十分お気を付け下さい!!w

TM-701を調整中

TM-701を調整中

 今朝はTM-701の修理に着手しています。送信出力不足とのことでお預かりしました。大事にされてきたのでしょう。車載機とは思えないほどキレイな内外装を保っている個体です。早速パワーチェックしました。25w機だと思いますが、430MHz帯で10w弱、144MHz帯で13w前後出ています。“出ている”と言うことは、調整で何とかなる可能性が高いということ。

 パワーモジュールが使われており、IFのトラッキングとHi、Mid、Lowの閾値調整程度しか行えません。基板も良好な状態で劣化はみられません。取りあえず、M57729側の半固定VRで出力調整を行ったところ、145/430ともに定格以上に回復しました。M57729/M57737Rともに問題無さそうです。せっかくご入場頂いているので、PLL、変調度、スプリアスも測定しておきます。ご覧の通りの結果です。-50dB以上に抑えられているので、まずは問題ないと思います。20年前の無線機ですので多少ワイドです。所謂ナローFMは搭載しておりません。

145MHz スプリアス

145MHz スプリアス成分 Po=Max

433MHz スプリアス

433MHz スプリアス成分 Po=Max

145MHz キャリア成分

145MHz キャリア成分(1メモリ5KHz)

433MHz キャリア成分

433MHz キャリア成分(1メモリ5KHz)

 余談ですが、昨今は新スプリアス基準に向け、スパーナローFMが一般化しつつあり、今後技術適合対象になるのはこれらを搭載した無線機に限定されると思われます。古い無線機であってもデビエーションを絞ることによって送信帯域は狭まりますので、保証認定は通る可能性があります。受信に関しては村田製作所がSNFM用のフィルターを販売しており、規格が合えば交換で対応できるかもしれません。因みに、IFに455KHzを使用している一般的な無線機であれば、こちらのフィルターが使用できる可能性がございます。

 すみません脱線しました。一応、一通りチェックしたところ問題ございません。

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4 Responses to TM-701 送信不良

  1. FUJITA より:

    ナローフィルタを使うと群遅延が気になりますね。
    デビエ-ションにもよりますが受信歪みにどの程度影響するか。
    でも耳で聞いて差が分からない程度なのかも知れません。
    セラフィルの群遅延は温度でも結構変動します。

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