週末も関東地方はお天気に恵まれました。幕張では日本初となる本格的エアー・ショーが開催されたようですね。残念ながら小生は仕事が立て込んでおり観戦には至らずでしたぁ。NHK−BSも見逃してしまった・・・。トホホ

 先日退院したTS-820が再び入場しております。再発では無く外部VFO不具合とのことです。故障箇所特定の為、本体再入場しております。

 VFO-820 をTS-520でチェック

 まず、VFO-820の異常を確認するために、コンディション良好な拙宅のTS-520に繋いでみます。実は520と820の違いはVFO周波数の範囲です。TS-520が4.9〜5.5MHzであるのに対してTS-820は5.0~5.5MHz、即ち、前者は600KHz、後者は500KHzと周波数幅が異なります。何れも、ローエッジは5.5MHzが基準となるため、VFO-820をTS-520に接続する際は、29.0MHz〜29.1MHz、29.6MHz〜29.7MHzで使用不可になることを除けば、問題無く使用可能です。現在のバンドプランでは29MHzは広帯域電話、即ちFMに割り当てられているため520も820も使用できませんから、この周波数に出られなくても実用上問題ありません。

正常値

正常値

 本題に戻ります。TS-520+VFO-820で7MHz、14MHzを聴いてみましたが、問題は無いように思われました。続いて、戻ってきたTS-820にも外付けVFOを繋いでみます。先程のTS-520同様、昼時の7MHz、14MHzは普通にJA各局の電波を受信しています。しかし、オーナー様のご申告によると「各バンド300KHz〜〜の挙動が??」とあります。7MHzの300KHz台は放送波の周波数、14MHzの300KHzはDXバンドですので、この時間は何も聞こえません。目をこらしながらTS-820の周波数カウンターの動きをチェックしていると、各バンドの280KHz付近から周波数表示の挙動が確かに変です。

異常値

異常値

 例えば1KHzステップで周波数を上げていくと、数字が逆戻りしたり、オフ・バンドに飛んだり、明らかに異常な挙動を示す箇所がありました。流石にデジタルカウンタの無いTS-520ではチェックできない項目です。VFO-820の出力にオシロを繋いでみると、正弦波が乱れ、出力が半分以下に低下する箇所が無数に見つかりました。因みに、TS-820のVFOは定格0.6Vなのですが、最大で2V近く出ています。ところが、所々電圧が1/3以下に落ち込むところがあり、どうやらそこに来ると周波数が乱れるようです。本体側のVFOの出力波形も確認しましたが、こちらは全く問題ありません。

 バリコン羽根の腐食

左から4番目の羽根が・・

左から4番目の羽根が・・

 外部VFO基板のスルーホールの半田浮きなどが考えられますが、その前にバリコン窓を開けてみることにしました。老眼故、ルーペが必要・・・w。「おやおや、こんなところに瘡蓋が!」左から四枚目の羽根に5m幅の腐食を発見しました。無線機本体も同様の腐食が進行していたため、少し気になっていました。この腐食部分の羽根が重なるところで周波数が暴れることを確認しました。こうなるとお手上げです。VFO-820を解体してバリコンを交換しようにもモノがありません。恐らく、ヤフオクでVFO-820を漁ってしまった方がお得でしょう。・・・ 偶にTS-520/820は解体パーツが出てきますから、バリコンも入手は可能だとは思います。

この付近に接触不良が・・

この付近に接触不良が・・

 ところで、TS-820をチェックしているとき、何度かFL管が表示しなくなる現象が発生しました。VFO出力が繋がるVOX基板のコネクタ部分に接触不良があるようです。ココ弄るとFL管が点灯しました。基板やVFOにタバコの脂が大量に付着しており、接触不良の原因になっているような気がします。

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