GWですね〜。皆様如何お過ごしでしょう。拙宅では主を放置した家族達は、それぞれの休日を楽しんでいる様でございます。こちらは好都合ですけどね・・・。

 申し訳ございません。休日期間中は人並みにお休みを頂いておりますので、修理業務の方もお休み中であります。気になっていた拙宅アンテナ群のプチ改修を実施しました。

デルタ・ループにインダクター取付

ループのコールド側に大型インダクターを挿入

ループのコールド側に大型インダクターを挿入

 前回書いた件です。ATUでドライブしている拙宅のデルタ・ループに於ける、ローバンド側の動作効率を改善すべくローディング・コイルをコールド側(GND側)に挿入しました。62mmΦの塩ビパイプに1.25ミリsqのAW線を42T巻き付け、自己融着テープで巻いただけ。重要なのは直径です。CG-3000は200wPEPを保証するだけあり、ATUにしては比較的に大きめのコイルが搭載されていますが、ハイQなコイルをトップ・ロードした方が効率が良いはずです。ループの場合はホット側から出た電流がコールド側に帰還することで電磁界が作られる訳ですが、ATUはバランではありません。従って位相バランスは完全に無視です。バランスされているループアンテナは給電点から最も離れた点を中心に輻射されますが、ATUで強制整合する場合、電流腹・電圧腹は整合周波数によって異なります。つまり、ループのどの位置から電波が輻射されるか知る術がありません。そこで、トップ・ローディングすることで、ループのトップ周辺に電圧腹を持って行ければ効率よく電波が輻射されるであろう・・・と考えました。

狙い通りの結果に・・・

 心配していたSWRの悪化も見られません。むしろ全バンドの同調スピードが劇的に向上しました。やはりATUの負荷が軽減されているようです。今日は14MHzで小笠原父島(JD1BLY)と宮古島(JS6RRR)がパイル責めに遭っていました。何れも59オーバーでイッパツでP/Uして頂いたのは少々ビックリ。更にソウルに単身赴任中のHL2ZBD/3局とも59オーバーです。元々調子の良かった21MHzも南大東島(JH1TEB/6)に59オーバーで拾って頂きました。更に、何度かお相手頂いているDU2US局とコンタクト、コンディションの後押しもあったようですが、こちらも10dB over 9でCFMです。アンテナは正常に動作していることを確認、特に14MHzの効率は上がっているように感じます。7MHzはSWR自体が大幅に改善され、バンド全体で1.2以下に収まるようになりました。(以前は最大で1.7)改修前はフルパワーでも呼び負け必至でしたが、楽にP/Uして貰えるようになった気がします。3.5MHzはまだ試せていません。

6m HB9CVを1mアップ

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屋根上に突き出たHB9CV

 デルタ・ループの巨大な内側空間を有効利用するために、Radixの折りたたみ式2エレHB9CVを設置していますが、高さが低く屋根の最高部と同レベルでした。この為に屋根越しの方向は感度が悪く北西方向はマスクされてしまいます。また、デルタ・ループのエレメントに最も近い部分で1m程度接近するため、双方のアンテナとも宜しくありません。そこで、HB9CVのマストを90cm程延長することにしました。ここまで上げると屋根上に1m程突出します。本来は1λは欲しいところですが、現状ではこれが限界です。ローテーターもヤエスの小型タイプで耐荷重もギリギリ、これ以上の発展は難しそうです。

 設置後に50MHzにQRVしたところ、多摩地区、埼玉、群馬など今まで厳しかったエリアからの入感を確認。MLA、垂直ツェップと切り替えて聞き比べても、明らかに指向特性毎の違いを体感できるようになりました。早速、当地からは始めて土浦、筑波、霞ヶ浦、石岡など茨城方面とも59/59でQSL、5/2の夕刻にはEスポが発生、鹿児島、宮崎、熊本、長崎、石川、福井の各局と59〜59+で繋がりましたが、1mアップの効果も出ているように感じます

この程度の変更なら嫁は気付かない・・・w

この程度の変更なら嫁は気付かない・・・w

空間の有効利用

空間の有効利用

 その他、垂直ツェップ設置にともない取り外したディスコーンをデルタ・ループ給電部の横に設置しました。この位置なら他のアンテナに電気的に干渉することもありません。主にV/UHFのモニター用で使用するアンテナですが、高い周波数はアンテナを数センチずらすだけで位相の山を掴むことができます。試しに羽田のATISをワッチしながらローテーターを回すと、フルスケールから半分程度まで落ち込むポイントを確認できました。我が家の上空は厚木のアプローチエリアで空母入港時には艦載機が飛来することも多く、現在は廃止されたEDA NDBから100mの場所なので、調布〜伊豆諸島のエンルート直下でもあります。ATCや鉄道無線をワッチする程度であれば、こんなモノで十分ですね。

 ダイポール用の滑車に「鯉のぼり」を吊してみました。息子・・いや、嫁対策です。

One Response to ミニ・アンテナ群、集中メンテナンス

  1. jg1bvx より:

    東京コンテストで21MHzの移動局が多数聞こえていました。敢えて5wまで絞って呼んでみたところ、各局1回でP/Uして頂いたのには正直驚いています。

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