只今都内某所にほんの数日籠もっております。(収監w)既に0時を回っていますが、iPadのWordPressのアプリから投稿中。4人部屋なので音を殺してます・・・・・ :-) 

 さて、だいぶ記事を溜め込んでしまっていますね〜。修理日記も書きかけのステータス・フラグがついているのものが幾つかあります。IC-202Aの後期ロッドを先日出場させましたので、その記事の仕上げに掛かるとしましょう。

後期ロッドとは

今回お預かりした後期型(2SC197)

今回お預かりした後期型(2SC1971)

 IC-202Aの別個体をお預かりしました。出力不足とのことです。IC-202Aは2SC1947搭載の初期タイプと2SC1971の後期タイプがあり、ケース形状が異なるパワートランジスタなので、基板レイアウトも一部異なります。因みに1947はCANタイプ形状でヒートシンクがケース上に被さるタイプ、一方の1971はシャシーを放熱版代わりに使用します。特性も全く別物で。互換性はありません。前者は144MHzで3wという性能ギリギリのパワーを、何とか絞り出しているのに対し、1971は10w程度まで伸びしろがあります。想像ですが、2SC1947では定格の3wが出ないケースがあったのではないでしょうか。

 お預かりした個体は1971を搭載する後期タイプでした。出力不足(1w以下)と周波数ズレの修正・その他微調整をご希望とのこと。

 実測の結果、出力はキーダウンで800mW、周波数は送受信で50KHz弱ズレていることを確認しました。 

異常発振?

 励振段から調整を試みましたが、どうにもパワーが上がりません。オシロで確認したところ波形が崩れています。どこかで異常発振を起こしていると診ました。RFプローブをテスターに繋ぎ、各段のトランジスタに近付けてみたところ、小生の自己所有の個体と明らかに異なる反応を示す箇所(Q10)があります。2SC380のエミッタに繫がる C110に振れると波形が大きく変化します。このバイパス・コンデンサの接触不良を疑い、再半田処理することにしました。(以下割愛) 

IC-202A 前期(左)後期(右)

IC-202A 前期(左)後期(右)

 C110を含め数カ所の半田を再処理、波形も正常になり終端電力で2W出ています。終段の同調回路の調整のみで4W以上出た為、逆にALC調整で3Wまで落としました。送受のFズレはキャリアポイント調整とTX周波数の微調整で誤差を詰めました。因みにTX周波数微調整はスピーカー裏の基板にある半固定VRで行います。

 ランニングテストで10分間送信+20分受信を6回の計3時間と、連続4時間の電源投入前と後の周波数ズレを測定しましたが−27Hzですので同機としては優秀な成績です。

 

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