親しいOMが所有するRJX-601をお預かりしています。一見して初期ロッドと分かるNATIONALロゴに特長のあるタイプの個体です。初期ロッドにも73年前期型と呼ばれる販売台数の極少ないグループがあり、これらは俗に言う「棺桶マイク」ではない「四角いマイク」が付属します。

73nenn

73年前期モデル 御年42歳!! 

 お預かりした個体にはこの四角いマイクが付属しており、ケース内の検品シールの様式が異なります。この個体は既にCAL周波数を51.000MHzに変更済み、FMはワイドのままでした。周波数ドリフトが激しく、電源ONから数分で数キロHzズレました。発振段のケミコン劣化でしょうか。AF段のタンタルコンデンサーも拙宅の73年後期以降のモデルに搭載されているものと異なります。受信は生きているようですがハンダが浮いている箇所があるようで、振動を与えると音が聞こえなくなったりします。送信はAM/FM共に3w出ていますがAMでマイナス変調となるため、前段以前で不要輻射が十分に抑制されていないなど、増幅回路に過負荷が掛かっているものと思われます。3w出ているのでドライバ・ファイナルはOKです。何れにしてもCの容量抜けが著しくケミコンは全交換すべきと診断しました。

 久しぶりに、徹底的なフル・レストアをやってみようと思います。

再び前期型です

再び前期型です

FMはワイドのまま

FMはワイドのまま

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