本日、南関東地方は束の間でしたが、晴れ間が見えました。このチャンスを逃してはならないと、LW→デルタループへの変更工事を実施しました。テラスに設置した5m級のマスト二本を降ろし、取り付けてあったアンテナやATUを解体、新たにマスト上部にグラスファイバー釣竿を利用したブームをそれぞれのマストに取付て、元の位置ににそれぞれ建てました。全長17mのミドルサイズ・デルタループです。正三角形の26.5mも検討しましたが、まずは「デルタループがノイズ対策になるか否か」を見極めることとして、17mの逆三角形デルタループを展張することとします。

 CocoaNECで事前にシミュレーションしたところ、3.5MHzでインピーダンスが3.5Ω付近を示しておりました。今まで使用していたLWは更に低い値だったので、CG-3000が壊れることはなさそうです。実は、以前連続でリレーを焼いたときにリレーを大容量のモノに全て交換しています。(10A250V→16A250V)しかも中国製からパナソニック(タイ)製に替えていますので信頼性も大幅に向上。換装後のリレートラブルは一切ありません。因みに6Aのアドバンテージは負荷インピーダンス50Ωで1.8Kw、1KΩで36Kw、10Ωで360wの通過電力アップに相当します。負荷に対して並列に挿入されるコンデンサーの耐圧も50kvから100kvに交換しました。バンドによってはハイ・インピーダンスとなるため余裕があれば安心です。

16A250V(左)、10A250V(右)すべて左のタイプに交換済み

CG-3000のリレー すべて左のタイプ(大容量)に交換済み

 ということで横道にそれましたが、インピーダンス補償用の抵抗は装着していません。工事後、早速各バンドで送受信試験を実施、ローカルのJI1STU局、7N3CCB局にレポート貰いながらHF各バンドをチェックしました。

3.5MHz/7MHzはS/Nが劇的に改善

 まず、3.5MHzはノイズが12dB〜15dB程度減っています。これは正直なところ驚きました。夕方だったのコンディションがイマイチでしたが、自局側57、相手方(CCB局)57~58でレポート交換できました。こちら側(自局)での受信についてはプリアンプ・ATT無しの状態です。これでも未だノイズは高めですが実用上我慢できるレベル(フロアでS3程度のノイズ)です。深夜も確認しましたが、普段よりも大勢QRVしているように感じました。つまりノイズに埋もれていた電波が聞こえるようになったのです。

 7MHzも3.5MHzと同様で、全体的にノイズレベルが下がり、今まで聞こえていなかった小出力局が入感しています。こちらも受信に関しては、十分使用に耐える環境へと改善。

 14MHzは試験局の方向が指向特性的にNULLとなり良い結果がえられませんでしたが、当地にQSY以来、始めて北米の局が安定して入感しています。21MHzも同様にローカルDXが入るようになりました。24MHzは輻射角が低くなったのか、10km離れた試験局側に+20dBで飛んでいったようです。28MHzも問題なく使えました。因みに18MHzは1λに近いので最も効率よく動作すると思われます。

2014-12-22 09.47.41

屋根から飛び出ていた「鬼の角」を止めデルタループに

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写真だと分かりにくいので・・・

 数十センチ道路上空に飛び出ていますが、釣竿ブームなので問題ないかと思います。釣竿をブームに使っているのテンションが不十分です。天辺中心部分を釣竿で支えることにしました。こうすることで屋根上に天辺エレメントが出ます。CG-3000はベランダ手すりに寝かせてU字フックで固定しますが、付属フックでは寸法が合わず、ホームセンターで大型フックを購入しました。

ローバンドの効率を上げるためにLDCの挿入を検討中

 17mなのでローバンドのインピーダンスは数Ωになることは致し方ないところです。当然ながらATU内蔵のQの低いコイルが悲鳴をあげて動作することになります。コイツの負担を軽くする為に、巨大なローディングコイルをコールド側に挿入することを検討中です。エレメント長が変わらないので受信性能に変化は無いと思われますが、ATU内の通過損失が改善されるので飛びはマシになるのでは無いかと思うのですが。。。手元に3.5MHz用に製作した65mm径(塩ビ・ポビン)40回巻のコイルがあるので、後日試してみましょう。

ATUのコールド側に挿入予定の大ローディング・コイル

ATUのコールド側に挿入予定の大ローディング・コイル

ATUは横置きでベランダ手すりに直接取付た

ATUは横置きでベランダ手すりに直接取付た

 取り敢えず、ノイズ対策としての効果は十分認められました。「都市型ノイズにはループアンテナで対処」は正しかったようです。

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