前回の続きです。取り敢えず完成したFT-240-43(W1JR/19T)2連コモンモード・チョーク(CMC)です。夕方の都市型ノイズが多い時間帯に試してみました。

 電気消費量が増えるこの時間帯は、電子レンジ、換気扇、温水器、etc..と、ノイズ発生源が一斉に稼働する時間帯です。これらの多くはコモンモード・ノイズとして受信にダメージを与えるモノも少なくありません。

 外部ATUに繫がる同軸ラインは20連のクランプ・コアが同軸切替器付近に設置されています。ここにCMCを挿入することにします。コモンモード・フィルターの設置場所は一般的に給電部直前と無線機直後となっていますが、つまりはアースが分岐・集合するような場所が良いのではないでしょうか。室内機器では同軸切替器やチューナー辺りにコモン電流が集まると考えます。即ちこれらの直近にコモンモード対策を施すことが効果的と考えます。途中で同軸ケーブルを継ぎ足している場合は、その周辺にも取り付けておくとよいでしょう。

FT-114-43に1.5D-2Vを巻いたシングルのチョーク・コイルも製作

 余剰となったFT-114-43も有効活用です。1.5Dのケーブルなら20ターンくらいイケそうです。それ以上巻くとデファレンシャル(ノーマル)モードに影響を与えてしまう可能性があります。写真の通り、タカチのケースに上手く収まりました。結局、W1JR巻で21ターンです。これが、ナント一番ノイズを抑制してくれます。ダミーロードを繋いで1.8MHz〜50MHzまで送信してみたところ、150wの連続キャリアを10秒入れても発熱は起きませんでした。リターンロスが無い場合の結果ですので 、100wくらいなら通せるかと・・・。

W1JR巻で21T@FT-114-43

W1JR巻で21T@FT-114-43

 

 

2014-12-09 00.38.18

ケーシング中

ダミーロード試験中

ダミーロード試験中

移動にも便利な小型CMC

移動にも便利な小型CMC

  それにしても、当シャックは内側も外側もフィルタだらけ・・。トータルの挿入損失は1dB以上は確実です。(笑)

 因みに、先日クランプコアの数が500個を超えました。メーカーからロットで買いたい気分です。TDKさん100個単位で安く譲って下さい!! 

常時40個以上ストックしているクランプ・コア

常時40個以上ストックしているクランプ・コア

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