例のノイズを少しでも減らコトを目的に、トロイダルコアFT-240-43番によるコモンモード・チョーク(CMC)を制作中。高価なトロイダルコアを新たに買うの馬鹿らしいので、少ない資源を適材適所に最適化してみようと思いました。シャック内を見渡すと、無計画にトロイダルコアやらクランプコアが至る所に使われています。


 実は既に同様のCMCを各同軸ケーブルに挿入していて、若干の効果を確認しておりました。コモンモード対策のメインは、TDKのクランプコアで、ZCAT3035-1330(8D用)・ZCAT2035-0330(5D用)を300個ほど使用しています。これは「お守り」と割り切っていますが、目にみえないところで効果が出ているはずです。

高価なトロイダルコアを新たに外部調達するのも馬鹿らしいので、シャック内で転用出来ないか探したところ、ATUの電源ケーブルに使っているモノが転用出来そうなことに気づきました。

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ATUの制御ケーブルに入れているFT-240-43のCMC こんな使い方は勿体ない・・

 元々、回り込み対策用のCMCとして挿入したフィルターでしたが、少々もったいない使い方でした。電源ケーブルが繋がる制御スイッチ内に小径のトロイダルコアにツイストペア線を巻いたチョークコイルを入れて代替機能とすればよさそうです。同じ43番材質の小径コアの手持ちがあったので早速着手、、。 

 ツイストペア線は2本のリード線の片端を万力に固定し、もう片端を電動ドリルの回転軸に固定し一気に巻き上げます。ほんの瞬間ドリルを回すだけでOK!。コレをW1JR巻き(キャンセル巻き)でトロイダルコアに巻き付けます。これだけで回り込みは完全に抑制されます。巻き数は多いほどインピーダンスが高くなりますので、ローバンドの回り込み対策には効果があります。一般的にトロイダルコアは10MHz程度まではインピーダンスが低くいので、巻き数で稼がないと効果が出ません。これは同軸ケーブルを巻き付けるときも一緒です。

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FT-240-43を捻出するため新たに新設した小径コアによるCMCT

 

FT-240-43の2連CMC

FT-240-43の2連CMC

FT-240-43の2連CMC 奥に写っている小さなフェライトコアもCMCに・・

 使用したコアは240-43互換品で、正規品ではありません。ヤフオクで6個4800円で売られている品物です。(それでも高け〜よ!)本当に43番素材の特性が出るかは不明。

 今まで作ってきたCMCはコアに同軸を巻き付けて両端にM型プラグを付けただけのいい加減なモノでしたが、今回は66mm径の塩ビパイプにケーシングすることにしました。大型のトロイダルコアなので、金属が振れると特性が大きくズレたり、コアどうしが静電結合する可能性があるためです。3D-2Vを巻き付けると塩ビパイプ内で上手く固定されます。2つのコアは2cm以上離して90度の角度をつけてみました。

66mm径の塩ビにジャストフィット!

66mm径の塩ビにジャストフィット!

 ケースはこんな感じに加工しました。

 塩ビパイプは以前ローディング・コイルを作ったときの余りを17cmにカット、CMCを収めて出来上がりです。塩ビパイプには有り難いことに蓋があるので、両端を蓋で閉めてM型コネクタ(メス)用に穴を空けて固定し裏側に同軸をハンダ付けして閉めるだけです。

両端の蓋にM型コネクタ(メス)を取り付ける

両端の蓋にM型コネクタ(メス)を取り付ける

 

  次回は完成インプレッションをお届けします。

  あっ、因みにこのCMCを取り付けたら3.5MHzで4の「Y」OMと繋がりました。コンディションが良かっただけかな?ww

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