リグ・リモート・システム(RRS-101)試作2号機が完成しました。現在のところ、ヤエス系・エレクラフト系に対応。順次、ケンウッド、アイコムにも対応させます。プログラマーのJH1RKE 福原さんと共同で開発を進めていますが、この度JG1BVX常設のElecraft KX3で試験運用を開始。 シャック内のLANに接続、MacBook Proから遠隔操作を行ったところ、全ての機能が正常に動作していることを確認しました。アイコムBA-1などと異なり、端末側では制御ソフトのインストールを必要としません。また、リモートシャック側は写真の様なSTB(セットトップボックス)をリグに直接繋ぎます。KX3の場合、リグに付属する3本のケーブルをSTBに繋ぐだけ。STBはIPアドレスの設定だけ。後はルーターのNAT(ポートマッピング)に4つのポートを割り振るだけでOK。ダイナミックDNSを契約できるネットワーク環境なら専用線を引く必要もありません。

Flex PCサイズのSTB

Flex PCサイズのSTB “RRS-101”

 RRS-101はLinux (Ubuntu)ベースでWindowsと異なり極めて安定しています。Team Viewerや Skype などは一切必要ありません。RRS-101にはVoIPはSpeex 16KHz,8KHz 及びPCMU 8KHzを搭載。HiFI SSB/AM、FM運用で極めて高音質な音声転送が可能です。Skypeなどの電話用VoIPと異なり、エコーキャンセラをOFFにしているので「コモリ」も起きません。Internet Explorerを始めとする殆どのWebブラウザーで使用可能。AndroidやiOS(Fox Browser Proなど Flash搭載ブラウザに限定)でも接続を確認しました。RemoterigのRRC系製品のスペックに近い動きですが、何と言っても端末側はPCとネット環境さえあれば何でもOKというところが凄いです。

 当局のKX3はベアフット10w機なので本格的なQSOには至っていませんが、近日中に8J1ITU(霞ヶ浦)シャックのキロワット送信機(Elecraft K3ベース)に設置予定です。
昨夜は、MacBookPro (Google Chrome)〜4G インターネット 〜【ルーター】 〜LAN 〜RRS-101〜KX3経由で、3.5MHzで初交信。30分ほどリモート運用を試しました。実用上は問題なさそうです。

操作を動画に収めてみました。

 画面左下のカラーチャートは、Webカメラの画面。リモートシャック側にWebカメラを設置(RRS-101にUSB接続するだけ)すると、ココに映像が現れます。リグやシャックの監視用ですね。

 JG1BVXのテスト環境は以下のとおりです。

  • 無線機: Elecraft KX3 — 10w
  • アンテナ: LW 8m + ATU (CG-3000)
  • リモート:RRS-101
  • ルーター:Logitec LAN-WH450
  • 回線速度:1Gbit(iTSCOM)
  • LAN内速度:1Gbit
  • 端末PC:Apple  MacBook Pro 15″  OSX 10.9.2
  • 端末回線:Softbank 4G
  • CWエンコード・デコード機能を搭載しました。(K3, KX3専用)
  • 8月のハムフェアで発表します。

 

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