週末は娘の高校卒業式に出席のため札幌へ飛びました。札幌在住時に中高一貫校に入学した娘は一人札幌に。こちらもやっと札幌行脚から開放されます。。。なぜ、こんな時期に卒業式??? それは小生にもよくわかりません。笑 どうも、この日に卒業式を行うのがこの学校の伝統のようです。 こちらは1泊のつもりで札幌入り。空港への便を考え札幌駅に直結するJRタワーホテル日航を予約。どうせ泊るなら高層階が良いかと、32階をリクエスト。ハイ、目的は一つです。(爆笑)

2泊目は手稲山側の部屋からオンエア

2泊目は手稲山側の部屋からオンエア

 ホテルや商業施設の32階は、地上高120m以上に相当。札幌南西に屏風のように山並みが聳えますが標高は決して高くはありません。石狩から苫小牧方面にかけて広大に広がる石狩平野を見下ろすこのホテルの上層階は移動運用には最適な場所です。札幌市中心部には商業施設、ホテルなど高層建造物は少なくありません。しかし、どれもせいぜい10〜20F建て。30階を超える建物はこのJRタワーくらいです。現に大通り公園の札幌テレビ塔はこの建物よりはるかに低く、そんな所からテレビ地上波は送信されていました。(現在は手稲山山頂に送信所を移設) 今回は1泊のつもりで、TUMIのビジネスバッグに着替えとMacBookPro、FT-817、コメットのHFロッドアンテナ、ペガサス電鍵など最小限の機材を持ち込みました。ところが、関東地方の大雪の影響で帰りの飛行機が飛ばず、意外な連泊を強いられることに。お陰で楽しい移動運用をゆっくりと楽しめました。

初日はQRPで函館と599でQSO

付属のアンテナに付け替えてV/UHFでQRV中

付属のアンテナに付け替えてV/UHFでQRV中 右手は藻岩山

 チェックイン当日はホテル南側の32Fの部屋へ。テレビ塔、札幌ドームを見下ろせる窓際にBNCジャックを取り付けたクリップを取り付け、コメットのHFロッドアンテナを設置しました。50MHzに同調するよう長さを調整し、翌朝早朝よりCWでCQを出しました。2〜3分後、苫小牧の局から応答がありました。その後、札幌市内、千歳、北広島の数局とレポート交換。午前7時過ぎ、なんと函館の局と繋がりました。直線距離にして200km、室蘭沖を飛び越えてダイレクトで繋がったようです。方向的には遮るものはありません。伝搬路上、函館周辺には高い山もあるので相手局の施設に助けられての交信かと思いますが、FT-817のLOWモードでの運用でここまで飛んだのは初めての経験。しかも「このアンテナで??」。

流石にローバンドは飛ばず

 その後、21MHzでも数局交信し14MHzに下りてきました。CQを出し続けましたが全く応答がありません。30分で1局のみの釣果。このアンテナの最低周波数帯である7MHzまで下りてみました。沢山のQSOやCQを確認できましたが、この地上高にしてはSの振り方が弱い気がします。やはり低い周波数は全くダメでした。まずSWRが下がりません。アースが取れれば違うのかもしれませんが・・・。

iPhoneアプリでアンチョコ・・笑

iOSアプリMorse PadでCWデコード

iOSアプリMorse PadでCWデコード  自局のCQを表示中

 今回、特筆すべきはスマホ・アプリです。FT-817はコリンズフィルターを入れてやると本当に良いリグなんです。(だそうです)残念ながら、小生の所有機にはフィルターを装着していません。イヤフォンを忘れてしまったため、ボリューム大で聴いていたのですが、電池の消耗が尋常でないため、どうもウマくありません。そこで、試してみたのが、このスマホのアプリです。ソフトウェアCWデコーダーは幾つかありますが、このiOS用ソフトはダントツ使いやすく感じています。バンドスコープにサイドトーンを合わせてやるだけで、ほぼCWを解読してくれます。写真の様にリグのスピーカーに近づけるだけでOK。癖のあるキーイングを除いて30WPM程度まで問題なくデコードしてくれます。ソフトウェア的にフィルタリングするので、リグにフィルターを装着していなくても大丈夫です。スマホDSPと言ったところでしょうか? 補助的なものですが、あるととても便利なツールです。

余談

 意外な連泊でゆっくりポータブル8運用ができました。関東の大雪による「怪我の功名」でしたが、日曜日の新千歳空港は大混乱。搭乗予定にANA60便は定刻2時間30分遅れ。出発カウンター周辺はキャンセル待ちで大混乱、震災直後の空港を思い出させる混雑ぶりでした。前日にANAセールス札幌支店(カウンターは2010年に閉鎖済み)を訪ねて”available”を出してもらっていたためSkip搭乗できましたが、多くの乗客が2夜に渡って空港難民となっていました。成田〜札幌などはShipのやりくり以前に、乗務員の手配がつかずに運休という前代未聞の珍事に。いや、これは自然災害だったんです。こちらは何とか帰ってきましたが風邪を抉らせてしまったようで、本日は自宅療養しています。

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