先日、とあるOMがアルインコ製のハンディ機で運用中にキャリア・オフ・シグナル(スタンバイピー)を使っておられました。「懐かしい〜〜〜!」小生が開局当時(30年前)、2mでよく耳にしたものです。「ガチャコン」「エコー」と並んで「スタンバイ・ピー」などの装飾変調がアマチュア無線にも浸透、賑やかだったこと思い出しました。 多くは「CB無線あがり?」だったのだと思いますが「無線」というサブカルチャーが華やかだった頃の話です。オリジンはアポロ宇宙船が月面に着陸する際に、地上局との無線通信に用いられたのが最初だと思います。小生も、リアルタイムに実況を聴いた世代ですので今でも鮮明に記憶していますが、終話時に「ピッ」という音でキャリア・オフを区切るサインは当時のアマチュア無線家の憧れだった?? 2mモービル局を中心に装飾変調が流行っていた頃のことは今でも鮮明に覚えています。SSBでラグチューする際、キャリア・オフを明示する方法としては「アリ」だと思い、今更ながら懐かしい仕掛けを組み込んでみることにしました。手持ちのパーツだけで簡単に作ってみましたが、何とか使えてます。

スタンバイピー回路

スタンバイピー回路  Diは1S2076あたりでOK

 2石のシンプルな回路で、1石はCR発振回路、もう1石はPTTの遅延制御です。VR1で遅延時間を調整、VR2で発振周波数の調整が可能です。CWトーンの発信器を兼ねることもできるので600Hz〜1000Hz くらいの発振周波数を考慮しましたが、Youtubeでアポロ宇宙船の交信を確認したところ、結構高い周波数で「ピッ」と出ていましたので、それに合わせ2KHz程度の発信音が出るように3段位相発振回路の定数を決めました。手持ちが豊富な0.01μFと2.2KΩで2.5KHzの正弦波が得られるので、VR2を半固定化して微調整可能としました。出力側のトランスは山水のST-71Pを使用。リグ側のマイク・GNDとPTT・GNDをアイソレーションしています。これを以前製作したリミッティングアンプ・ケースに収めて、FT-847、FT-897で使用できるように仕込んでみました。ゲインが足りない気もしますが、煩すぎても何ですし・・。

 さて、ローカルの評判は如何に・・・。

 

スタンバイピー回路

PTTオープンの状態で正弦波を発振

PTTオープンの状態で正弦波を発振

リミッティングアンプに実装 左側のSWとLEDがスタンバイピーのオン/オフ

リミッティングアンプに実装 左側のSWとLEDがスタンバイピーのオン/オフ

Tagged with →  

コメントを残す