現在、TS-940Sが入庫中です。PLLアンロック修理の依頼でしたが、例によってコイル・コアの調整だけでOKでした。PLLユニットのコアを調整すれば解決するケースが多い様です。以前、当局所有個体でも同様の症状が出ました。 調整だけでは数年後に再発しますので、基板洗浄とハンダ再処理、劣化コンデンサの予防交換までしてやりたいところですが、基板もキレイですしコンデンサ類の肥満(w)も見受けられないので、取り敢えず調整のみで終了。

ALC、メーター補正、出力調整も

2014-01-06 02.29.44 裏パネルの右側後脚付近に幾つか調整用の穴があります。この中にある半固定VRで送信系のアライメントを調整します。ALC、Ic電流値、出力、出力メーター値などをサービス・マニュアルの規定値に調整しました。VR2はファイナル・ユニットのMRF422(P-P)のバイアス調整用ですが、多くのTS-940Sが規定値を大きく外して調整されています。(意図的?)サービス・マニュアルでは100% Mod CW で110wに調整するとありますが、実際は130〜140wになっているケースが殆どです。メーカーのサービスでしょうか??(笑)以前にも書きましたが、MRF422は28Vで駆動しており、同じ出力ではコレクタ電流もVCC 13.8v 系トランジスタの半分しか流れません。コレクタ損失にも十分余裕があり、プッシュ・プルで200w〜300wの実力がある石なので規定値はかなり控えめな設定ということになります。お預かりした個体は逆に90w(14.175MHzにて測定)しか出ていなかったので規定値に調整。併せてメーター表示も110wに修正しました。ALC、Ic値も狂っていたので修正しておきます。 他も一通り確認しましたが異常は無い模様。

2014-01-07 02.58.59
 アンテナを接続して受信チェック。やっぱりTS-940はイイ無線機です。久しぶりに940でCWを聞いてます。

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