長い間、テラスに転がっていた多巻スモール・ループアンテナ(Filed_anntena MK-4B)を試しました。以前、テラス内に水平設置したときにはノイズだらけで全く使い物にならなかったので、プライオリティが下がっておりました。 この度、突っ張り棒方式のアンテナマストを手に入れたので、これに可動式アームを付ければ少々重いアンテナも出せそうなので、今回の実験に踏み切りました。
最初はループ面を垂直に設置してみました。

 重量を考慮しATU (CG-3000)はマストに取付、RG58/Uの芯線と外皮網線を短絡させたモノを給電線にして、ループ面を垂直に、ベランダ面から約50cm離したところに設置。SWRは各バンドで以下の様な結果となりました。

3.5MHz  1.8
7MHz            1.5
10MHz          Out  of  Range
14MHz          1.8
18MHz          Out  of  Range
21MHz          1.8
24MHz          1.6
28MHz          Out  of  Range
50MHz          Out  of  Range

 7MHz帯は入感するものの、スクリュードライバアンテナ ATAS-120A と比較して、サンプル局の受信感度が S9 → S6 でした。この状態だと、給電線がベランダに干渉している様でATUがSWRを追い込めないようです。
そこで、ループアンテナ近くまでATUを移動し給電線も約1.5m程短縮したところ、以下の様に変化しました。

3.5MHz  2.2
7MHz            1.7
10MHz          Out  of  Range
14MHz          Out  of  Range
18MHz          2.2
21MHz          2.0
24MHz          1.8
28MHz         2.0
50MHz         Out  of  Range

 今度は14MHz帯の整合がとれなくなり、代わりに18MHz、28MHz帯が運用可能になりました。ノイズレベルも少し改善しましたが、ATAS-120Aの感度、ノイズレベルとは比較になりません。 ATUがローディングコイルの様な働きをするのでココが実質的な給電点となります。即ちこの部分を建物から離さないとノイズが落ちませんし、感度も上がりません。写真の位置にATUを設置してしまったのも敗因の一つかと考えています。(ループの軸上に設置できたら良かったのかもしれません)

 更にアンテナを水平にして試みましたが、結果的に状況が悪化したためアンテナを取り外しました。

 当局の環境は、超高層マンションの低層階で、金属製のベランダという環境が多巻スモール・ループアンテナとミスマッチだったのかも知れませんが、建物とのセパレーションが不十分であったことが、この様な結果となった要因ではないかと推測しています。また、使用したATUとの相性もあるかもしれません。そもそもCG-3000はループアンテナでの使用を推奨していません。因みにLWでは50MHz帯もQRV可能でした。

 50MHzでもDXがバンバン入るようになり、いよいよシーズン到来といったところですが、アパマンゆえHFのグランドプレーンすら設置できない環境におり、藻掻き苦しむ日々であります。

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