前回、ソニーECM-260Fのアマチュア無線転用の事について書きましたが、幾つかの問題があり、そのまま使うには少々難有りとの結論に至りました。そこで、以下の様なSWボックスを製作することにしました。

【仕様要件】

・600Ω〜2KΩ程度のインピーダンスに対応
・入力キャノン3ピン、ヤエス8ピン 各1系統
・出力ヤエス8ピン × 2系統
・PTTスイッチを設ける
・レベルメータ(LED10ポイントアレーを使用)
・周波数アップダウン機能(FAST機能は省略)
・入力調整ボリューム

 といった仕様です。

IMG_1121 早い話が「普通のマイクを無線で使用できるようにしたい」ということです。LEDの駆動にはLM3916を使用、電源はリグから供給される5Vで賄います。LM3916はVUメータ回路のICで、最低入力電圧は1V程度です。マイクの出力電圧10mV程度なので少なくとも100倍のドライバアンプが必要にになります。

 手持ちのNJM4580で組むことにしました。実際にメーターをフルスケールで振らせるには200〜300倍増幅させなければならないので、4580内の2回路を使うことにしました。

 こんな感じです。

 

LM3916のサブ回路はデータシートに記載されているものを使いました。パーツ類は万能基板に実装しプラケースに収納。こんな感じで出来上がりました。

IMG_1119

 Mic SW Box Ver.1.0 正面パネル(左からキャノン入力、入力VR、入力切替SW、ヤエス8ピン入力)、上面は周波数Up/Down押しボタン、PTT、リグ切替、10ポイントLED(VU)メータを装着しました。最近はこの様なプラケースが主流になったので、ケース加工が簡単になりました。

 

 

 

   

IMG_1120 背面パネル(出力端子2系統)

 部品代は2000円位。アドニスの8ピン2系統切替SWよりも高機能です。(笑)これで過変調の監視も可能になりました。
因みにECM-260Fのインプレッションですが、FM運用時の音質に関しては満点。ローカルさんにも「放送局を受信してるみたいだよ」とお褒め頂きました。

 SSBだと変調が深すぎるため、HPFなりLPFを追加したほうが良さそうです。これはCRフィルターなのでトグルSWと抵抗、コンデンサーを取り付ければOKでしょう。
取りあえずデスクに置いてみましたが、我ながら上々の出来に大満足です。

LEDはこんな感じで点灯します。

LEDの動作(上)

リグ・コントロール(下) 映像が粗くてスミマセン<m(__)m>

 

 

 

 

 

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3 Responses to マイク切替SWボックスの製作

  1. 轟鉄朗 より:

    リグ切替は多回路3接点のロータリーSWにしようと思いましたが(その方が雰囲気が出るの 笑)今時、そんなロータリーSWは入手が困難。リレー方式でも良かったのですが、そんなモノに部品点数取られるのもアホらしいので、4回路3接点のトグルSWにしました。LM3916のVCCレールには2.2μFのタンタルコンデンサーを抱かせたほか、PTT SWにもクリックノイズ対策に0.1μFのフィルムコンを並列に入れてあります。

  2. 轟鉄朗 より:

    Facebookにて先輩から「悪魔の囁き」が・・・。
    超HiFiのECMユニットを使って、ヤエスのMD-100をコンデンサーマイク化できるかも?
    リグから来てる5V使って色々できそうですね〜〜〜。

  3. 轟鉄朗 より:

    動画をアップしました。iPhoneムービーなので少々粗いです。

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