毎度っ! さて、明日から仕事始めという御仁も多いことかと存じます。小生も多分に漏れず、明日が1年のスタート。とは言え、年始の挨拶回りくらいで特に重たい用事もなく・・・。そんな訳で、今宵も工作室のハンダゴテは真っ赤に燃えております。(いい加減にせねば・・・汗)

 さて、下らん前置きは程ほどにして本題に。皆さんのお宅にも使わなくなったマイクが在ったりしませんか? 小生は楽器やオーディオも趣味だったりするので何本か持っているのですが、どれも大昔に気合いを入れて購入したはよいが、今はガラクタの山に埋もれて何時の日か燃えないゴミとして処分される運命のマイクです。

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キャノンプから8ピンプラグに交換

  「もしかしたら無線用に転用できるかも?」当局のガラクタ段ボール箱内にソニーのECM-260Fなるマイクが眠っていました。80年代に楽器収録用に購入したバックエレクトレット・コンデンサーマイクなる結構まともなオーディオ用マイクロフォンです。おそらく20年以上使っていません。当時ソニーは高性能のコンデンサーマイクに力を入れていて、このモデルも平衡端子(キャノン)を持つコンデンサーマイクで当時20,000円前後しました。早速ミキサーに繋いでモニターしてみましたが、問題無く音を拾ってくれるではありませんかっ!

 加工は至極簡単、マイクケーブルのプラグをキャノンから8ピンに変更するだけです。バランス出力ですが、不平衡で使用する場合はコールド側とアースを短絡させればよいはず・・・・。インピーダンスは恐らく600Ωですから問題ないと思います。因みにFT-847のマイクロフォン入力インピーダンスも600Ωを推奨していますのでバッチリです。先日秋葉原に寄った際に8ピンのコネクターとジャックを買っておいて良かった。。。(ホント偶然) 

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 ヤエスの場合、7番ピンがMic GND、8番ピンがMic なので、マイクケーブルのコールドと外皮側を7番に、ホットを8番に結線すればOK。そんな訳で即席ですが配線完了です。

 早速、試験電波発射!!

送信用リグ FT-847
受信用リグ FT-897
比較用マイク ヤエス MD-100、MH-59、MH-31
試験送信周波数・モード 430 MHz  FM、144  SSB、50MHz SSB

 結果は、ECM-260Fがどのマイクよりも感度が良く、特にSSBではFT-847の内蔵プロセッサ・オフの状態が最も深みのある変調になりました。MH-59、MH-31は論外として、MD-100の気になる高域の歪みもECM-260Fだと皆無。まるで放送を受信しているような音質です。ただマイクゲインはかなり絞らないと過変調気味になります。FT-847の場合、FMではマイクゲインをフロントパネルのツマミでは変えられないので、かなりオーバーゲインになります。平衡(バランス)出力を整合させずに不平衡接続させているためかもしれません。14dbのアッテネータがあれば丁度良いのですが・・。背後にノイズ源がある場合ゲインコントロールが必要です。

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無線用で復活したソニー ECM-260F


 

 

 

 

 

 

 

 

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ソニー ECM-260F(左)とヤエス MD-100(右)

  まずはローカル各局の感想を・・・。書き忘れましたが、PTTスイッチが無いので、差し当たり使えるリグはFT-847のみです。FT-847にはMOXスイッチが付いているので、リグ側で送受信を切り替えられます。そもそも8ピンなのでFT-897には直接接続できません。

 せっかくオーディオマイクを使うのですから、ブームスタンドに装着してみました。これだと、上方から下方へマイクを向けられるので指向性を活かせます。音質的にも床面の反射を拾うので低域が強調されます。SSBだとHPFでローカットしたほうが聞きやすいかもしれませんが、マイクセッティングで音質は変化しそうですね。
何よりもデスクにマイクを置かずに済むのが助かります。

 こうなってくると、PTT付きスイッチボックス(カフ)が欲しくなります。複数のリグを切り替えられ、周波数アップダウンSW、DTMFボタン、ボイスメモリがついていれば鬼に金棒ですな〜〜。ちょっと設計してみたいと思います。

  追伸: このマイク、ファンタム電源タイプではないので、使用しないときは電池を抜いておかないとダメです。 汗 

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One Response to オーディオ用マイクをアマチュア無線仕様に・・

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