9月のある日、マンションの防災センターから「お宅のテラスの設置されているアンテナの様なモノ、、、あぁいうの付けちゃイケないコトになっているから、直ちに撤去してもらえませんか?」。

 我が家は超高層マンションの低層階。2012年の3月に越してきて以来、西側テラスの手摺にエレメント長を周波数に応じて変えられるスクリュードライバーアンテナを設置し、7MHz帯での国内DXはもとより、21MHz帯ではコンディションによっては北米、アジア、ヨーロッパとのパスが開けるなど、アパマンにしては恵まれた環境だったようです。開局以来30年を過ぎ(QRT期間が半分くらいですが 笑)、初めて体験する充実したハムライフとでも言いましょうか、そんなタイミングでの半ば閉局勧告のようなものを突きつけられてしまった訳です。小生のようなアパマン・ハム(集合住宅で開局している無線家のこと)は沢山いて、ネットで検索すると色々試行錯誤されながらQRVされている様子が伝わってきます。これもハムの醍醐味と思い何とか策はないものかと思案を重ねた結果、運用中だけコッソリとアンテナを突き出す方法に辿り着きました。とは言え集合住宅です。インターフェアーも十分考慮しなければなりませんし、アースやコモンモード・ノイズ対策も必要です。

 一般的にアパマンでのHF運用では「釣り竿」を使ったワイヤーアンテナなどが主流です。給電点を建物から離せるし上手く同調させられれば地上高を活かした快適なHF運用が可能。

 このアンテナのデメリットは、

1.運用時に釣り竿を突き出さなければならないこと
2.階下にワイヤーが降りるのでクレームが来る可能性があること
3.風の強い日には運用できない
4.屋外型のアンテナチューナーが必要(高価)

 などなど。小生の住んでいるマンションでは難しそうですね〜〜〜。次に考えたのはダイポールアンテナでした。短縮ダイポールをテラスの内側に接地すれば、洗濯ロープ風にカムフラージュも可能? 非接地型のアンテナなのでアースも不要・・・・。実際に試してみると、全バンド通して全く使い物になりません。やはり屋根下のテラスではダメなようです。やはり、スクリュードライバーアンテナ(ATAS-120a)を運用時のみ外に出す方法がベストのようです。

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 ATAS-120A 可動式アームに設置

 

 ところが少々問題がありました。今まではテラスの金属製手すりにマストベースを挟み込み固定していたので、手すり自体がカウンターポイズとして動作しオート・アクティブ・アンテナチューニングはバッチリ動作してくれていましたが、テラス内側に設置したマストに蝶番を介して水平方向にマストを伸ばし、運用時のみ手すりの外側にアンテナを出す方法だと、ラジアルだけではSWRが下がらないことが判明。アパマンOMのHPに習ってテラスの床に金網を敷くカウンターポイズも考えましたが、給電点からの距離が遠くなりハイバンドや50MHzでは使えない可能性が懸念されました。

(ページ2へ続く)

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